こんにちは。旅好きブロガーのともです。
本日は、福岡市をゆっくり旅したい方に向けて、少し特別な記事を書いてみました。
福岡といえば「屋台」「博多ラーメン」「太宰府天満宮」などがすぐに思い浮かぶと思います。
どれも魅力的ですが、実はまだまだ知られていない静かな名所がたくさんあるんです。
今回は、ネットでもほとんど紹介されていないようなスポットを、友達に教えるような気持ちでご案内しますね。
◾️自己紹介◾️

僕は福岡生まれの福岡育ち、28歳男性。幼少期は田舎町で育ち社会人では福岡市内で一人暮らしを
していました。(写真は北海道ですが笑)
休日には福岡県内の観光や九州旅行などを行っていました。
24歳で結婚し、新婚旅行では車中泊をしながら日本一周をするなど旅が大好きな人間です!
そんな、たくさん旅をしてきた僕から皆さんにオススメする観光地
グルメに景色にとびっきりの思い出を作るお手伝いができれば幸いです。
1. 西区・今津湾に浮かぶ「能古島の裏側」

能古島は観光ガイドにもよく載る島ですが、多くの人が訪れるのは「のこのしまアイランドパーク」です。春の菜の花や秋のコスモス畑で有名ですね。
ただ実は、島の裏側にまわるとまったく違う景色が広がっているんです。観光客が少なく、地元の人が釣りや散歩を楽しむだけの静かなエリア。小さな浜辺や、昔ながらの漁村の雰囲気が残っています。
特に夕暮れ時の今津湾は、驚くほど美しいんですよ。海面がオレンジ色に染まり、遠くには糸島の山並みが見えます。福岡市内からフェリーで10分ほどなのに、まるで別世界に来たような気分になれます。
2. 南区・野間大池公園の「秘密の桜スポット」
桜といえば舞鶴公園や西公園が定番ですが、実は南区の住宅街にある「野間大池公園」もおすすめです。ここは大きな池の周囲をぐるりと歩ける遊歩道が整備されていて、春には桜が水面に映り込んでとても幻想的なんです。
観光ガイドにはあまり載らないので、花見シーズンでも混雑しません。池を囲むように並ぶ桜並木の下でのんびりお弁当を食べるのは、本当に贅沢な時間ですよ。夜は提灯の灯りが揺れて、昼とはまた違った雰囲気に。地元の人しか知らない「お花見の穴場」と言えるでしょう。
3. 東区・志賀島の「塩工房」
志賀島は「金印公園」が有名ですが、島をぐるっと一周してみると面白い場所に出会えます。そのひとつが、昔ながらの製法で塩を作っている小さな工房です。
ここでは海水を汲み上げ、じっくりと釜で煮詰めながら塩を作っています。見学をさせてもらえる日もあり、釜の熱気と塩の香りに包まれると、海の恵みをダイレクトに感じられます。
作りたての塩を少し舐めさせてもらうと、角のない柔らかい味。帰りに買った塩を自宅で料理に使うと、志賀島の風景がよみがえりますよ。
4. 早良区・脇山の棚田
福岡市内から車で40分ほど走ると、意外な風景に出会います。それが「脇山の棚田」です。ここは市街地に近いのに、山あいに広がる見事な段々田んぼを見ることができる場所なんです。
特に6月の田植えの時期は水を張った棚田が鏡のようになり、空と山を映して絶景になります。秋には黄金色の稲穂が揺れ、農村の風景に癒やされますよ。
観光地として整備されていないため、静かに自然と向き合えるのも魅力です。棚田の上から見下ろす景色は、まるで日本の原風景を切り取ったようです。
5. 中央区・冷泉町の「路地裏の石畳」
天神や博多の中心部から少し歩くと、意外な歴史を感じる路地に出会えます。冷泉町には、かつての寺町の雰囲気を残す石畳の道がひっそりと残っているんです。
観光客はほとんど通らず、地元の人も気づかないほどの小さな道ですが、歩いていると江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。
石畳の両側には古いお寺や町家風の建物があり、昼間でも静寂に包まれています。夜に行くと街灯に照らされて、さらに情緒が増しますよ。都会の中の小さな異空間、福岡の隠れた一面です。
6. 東区・アイランドシティの「ぐるぐる歩道橋」
近未来的な街並みが広がるアイランドシティには、実はちょっとユニークな建築物があります。それが円形にぐるぐると回る歩道橋です。
地元の子どもたちの遊び場にもなっていますが、上に登ると博多湾や立ち並ぶマンション群を一望できます。観光名所ではないのに、実際に立ってみるとちょっとした展望台のような気分になれるんです。
夜景も美しく、ライトアップされた橋と高層ビル群のコントラストが印象的。インスタ映えスポットとして、じわじわ人気が出そうな場所です。
7. 博多区・御供所町の「隠れ茶室」
博多は古くからのお寺が多い町ですが、その一角に小さな茶室を併設した寺院があります。普段は静かで人も少ないのですが、実はここで抹茶をいただける日があるんです。
庭園を眺めながらいただく一服は、観光地の喧騒とは無縁。まるで京都の裏路地にあるような、落ち着いた時間を過ごせます。
「博多でお茶?」と思う方もいるかもしれませんが、こうした意外な出会いが旅の醍醐味ですよね。地元の人もあまり知らないスポットなので、訪れると特別感があります。
8. 福岡市の「地下の秘密」—天神地下街の端っこ
最後に少しユニークなお話を。福岡市の中心部には「天神地下街」がありますよね。ヨーロッパ調のデザインが特徴的で、多くの観光客が訪れる場所です。
ただ、その端っこまで歩いたことがある人は意外と少ないんです。実は、南の端にはひっそりとした小さな広場があって、ベンチが並び、人もほとんどいません。
そこに座って地下街の喧騒を離れると、不思議と心が落ち着きます。まるで都会の中の「秘密基地」。買い物に疲れたときの休憩場所として覚えておくと便利ですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。福岡市には観光雑誌やネットに載らない、静かで特別な場所がまだまだあります。
能古島の裏側の夕暮れ、野間大池公園の桜、志賀島の塩工房、脇山の棚田…。どれも大げさな観光施設ではありませんが、心に残る景色や体験ができます。
観光地の賑わいも楽しいですが、たまにはこうした穴場を歩いてみてくださいね。きっと「福岡ってこんな一面もあったんだ」と、新しい発見に出会えるはずです。
次の休日は、ぜひ気になる場所にふらっと足を運んでみてください。あなたの福岡の旅が、ちょっと特別なものになりますように。
そんな感じで今回はこの辺で。ありがとうございました。
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